冬休みキッズスクールinたいしん 餅つき体験&書初め教室

2022年12月29日、今年最後のManabieeたいしんの事業として「冬休みキッズスクールinたいしん 餅つき体験&書初め教室」を開催しました。

 

午前の部 餅つき体験

餅つきを始める前に、参加したみんなには餅つきの由来について簡単に学んでもらいました。

日本では、昔からお祝いのときに餅を食べるって風習があるんだよ!
 
まなびヌコ
まなびネコ
へぇ~!でもどうして餅を食べるの?
 
古くから稲を育てて、お米を食べる習慣があった日本では、稲や米は生命力が強くなる神聖なものと考えられていたんだ。だからお祝い事では縁起の良いお餅を食べていたんだって! 
まなびヌコ
まなびネコ
そうなんだね!みんな上手にお餅つけるかな?
 

 

参加してくれた子供たちのほとんどが杵と臼を見るのが初めてだったようで、興味津々で、杵を触ったり臼を覗いてみたりしていました。

さぁ、ふかしたお米を臼に入れ、少しお米をつぶしたらついにみんな餅つきの開始です!

子供たちは大人やボランティアに支えられながら杵をついていきます。中には一人で杵をつく子供もいました。少しずつ餅になっていくのが面白かったのか、子供たちは何度も何度も進んで前に出てきて餅つきを楽しんでくれました。

 

出来上がったお餅でみんなで鏡餅つくりを経験してもらいました。

みんなで大きい鏡餅をつくったり、小さい鏡餅をつくったり、普段なかなか触れることがないつきたてのお餅の感触を楽しんでいるようでした。

そして最後はもちろん、みんなでお餅を食べます。

子供たちもお餅もたくさんお代わりしてくれて見ているこっちが幸せになってしまいました。

私たちが子供の頃は学校や地域の行事で体験することや見ることができた、杵と臼を使った餅つきの風景。昨今はそういった機会も減ってしまっているうえに、ここ数年はコロナ禍の影響もあり、尚更そういった行事もなかったかと思います。
今回はManabieeメンバー、高校生ボランティア、私たちの親世代の協力をいただき、餅つき体験を実現させることが出来ました。この場を借りて感謝申し上げます、ありがとうございました。

 

午後の部 書初め教室

午後からは書初め教室を開催。

今回は私たちが中学生時代にお世話になった国語教諭、後藤さとみ先生に習字を教えていただけないかお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。

 

子供たちは先生の言葉をしっかりと聞きながら、自分が納得のいく書初めが出来るまで集中して挑んでいました。

その集中力は本当に素晴らしく、また先生のアドバイスをいただきながら徐々に上達していくことに自信をつけているように感じました。

子供たちの素直さと集中力、私たちも見習いたいものです!

休憩時間には高校生のお兄さん、お姉さんたちと仲良く鬼ごっこをして楽しんでいました。

 

おわりに

今年はManabieeたいしんとして、3回の事業を行わせていただきました。

そのいずれも私たちだけでは成しえなかったもので、ボランティアをはじめ、数多くの人たちの協力があったからこそ実現できたと思っています。

この場をお借りして、ご協力いただいた方々、施設の方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

また来年からは、さらに精力的に活動していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、皆さんにとって来年がより良い年となることを祈って今回の報告を終わらせていただきます。

 

良いお年を!